最初に言います。
はい。
2日前にトレーニングしたところに筋肉痛が出てくると、「年だね。」なんて言われるんですけど、実は年のせいではないんです!!!
なので、原因をはっきりさせておいて一般人を論破できるくらいになっていきたいと思います!
今回は、筋肉痛がなぜ2、3日後にやってくるのかについて書いていきたいと思います。
なぜ筋肉痛は遅れてやってくるのか。
筋肉痛が遅れる原因としては2つの考え方があります。
1つは、筋肉痛は普段からしっかり運動している人にはすぐに症状が現れて、普段あまり運動をしていない人には遅れて出てくるという傾向があるということ。
もう1つが、トレーニングの強度にも関係があり、しっかりと自分の筋肉を追い込んだトレーニングをすることができれば早く筋肉痛が出て、追い込みが甘くかったり緩やかな運動をすると遅れて筋肉痛がやってきます。
この2つは実はつながっています。
普段から運動し慣れている人は、しっかりと自分の筋肉を追い込むことができるので筋肉痛が早く出やすいです。
普段あまり運動し慣れていない人は、なかなか自分の筋肉の100%超える使い方ができなかったり、筋肉を100%使う前にスタミナ切れで運動を続けられなかったりするので、結果的にトレーニングの強度不足で筋肉痛が遅れてくることになります。
ようは、生活や運動の習慣によるところが大きいんです。
以上のことから、筋肉痛が遅れてくるのが年のせいではないとわかると思います。
ではなぜ、世間一般的に「年をとると筋肉痛が遅れてくる」と思われているのかについてまとめていきたいと思います。
なぜ年を取ると筋肉痛が遅れると思われているのか。
まず、子供の頃を思い出してみてください。
お子さんがいる方はご自身のお子さんをよく観察してみてください。
子供の頃って、何も考えずに急にダッシュで走り出したり、天井に触れるか全力でジャンプしてみたり、公園のアスレチックで鬼ごっこをしたりしましたよね。
大人になった今考えると、これってかなりの運動量だと思うんですよ。
子供のころは日常的にこれくらいの運動量をこなしているんですよね。
つまり「普段から運動し慣れている人」に分類されるわけです!
逆に大人になってみると、どうでしょうか。
会社では1日中デスクに座りっぱなし、会社と家の往復では歩いてはいるけど散歩レベル。
大人になると意識的に生活の中に運動を取り入れないと、ほぼ「普段から運動し慣れていない人」になってしまします。
また、子供のころは遊ぶことにも全力で体全体を使って走ったり飛び跳ねたりしていましたが、大人になると「加減」というものを覚えます。
ここに「年を取ると筋肉痛が遅れてくる」誤解の原因があります。
年を取る=加齢や老化が原因で筋肉痛が遅れてくるのではなく、生活のスタイルか変わるから筋肉痛の出方も変わるってわけです。
普段からジムに行ってるのに筋肉痛が遅れてくるのはなんで?
普段から生活の中に運動を取り入れている方でも筋肉痛が遅れてくる場合があります。
それは上記でも説明しましたトレーニングの強度不足によるものです。
人間って、しんどいこと・キツイことに対して無意識的にセーブしてしまうところがあります。
それが筋トレにおいても働いてしまって、100%以上の力を出し切ってトレーニングすることができないときがあるんですよね。
確かに筋トレメニューをハードにし過ぎてぶっ倒れてしまったらどうしようとか思ってしまいます。
ただ、筋肉痛が遅れてきたからといってトレーニングの効果がないというわけではないのでご安心ください。
遅れてくる筋肉痛の痛みは、損傷した筋繊維を修復する(超回復)際に発痛物質が分泌されるための痛みなので、その回復がうまく終わればしっかり筋肉は育っているはずです!
なので、普段からジムに行って運動しているのに筋肉痛が遅いことを嘆く必要はありません。
ただ、もうちょっと運動の強度を上げることはできるかもしれないなということです。
トレーニングの強度を上げるには?
ではトレーニングの強度を上げるにはどのようにすればいいのかについて少しだけご紹介します。
- 限界だ!と感じてからあと3回やる。
- ジムならスタッフに補助してもらう。
一つずつ見ていきましょう。
1:限界だ!と感じてからあと3回やる。
ジムでも自宅でのトレーニングでもそうですが、例えば「腕立てをやろう!」と思ったときに、「10回やろう!」とか、回数を何となく決めますよね。
で、とりあえず10回やってみて「よっしゃー!」で終わると、トレーニングの強度は低い可能性があります。
これは回数かかわらずです。20回でも50回でも100回でも、自分が余裕を感じているなら強度は弱いんです。
10回やってまだいけそうなら、20回を目指してやってみます。
そして15回目に「もう限界かも・・・」と思ったら、そこから後3回!18回まで頑張ってやってみましょう。
この最後の3回で筋肉に刺激を入れるか入れないかで筋トレの効果が大きく変わってきます。
筋肉に「コ、コイツ限界が来てるのにまだやろうとしてやがる…!もっと強い筋肉にしないと耐えられねぇよ!!」と思わせるのです…!
そうすることで筋肉痛から回復した時には、筋肉が前よりも少し強くなっていくんです…!
筋トレって、これの繰り返しなんです。
2:ジムならスタッフに補助してもらう。
自重トレーニングなどは限界を超えてたとえつぶれてしまっても大したケガにはなりませんが、ジムなどでダンベルやバーベルを使うトレーニングをしていると相当な重量を扱うので、限界を超えてダンベルやバーベルを体の上に落としてしまったりしたら大けがにつながります。
そういう場合は、ジムのスタッフに声をかけて補助に入ってもらうようにしましょう。
「ベンチプレス(種目名)の補助お願いできますか?」といえば、接客中でない限りはたいていは引き受けてくれると思います。(引き受けてくれないようなジムは退会しましょう)
もし具体的に限界が来るだろう回数がわかっている場合は「10回が限界だと思うんですけど、13回あげたい」と伝えておくとスムーズですね。
たまに10回は余裕で上がるのに8回くらいで「ラスト!」って言われてしまうこともあるので^^;(スタッフに悪気はない)
こうして限界を超えてトレーニングしていくと、筋肉痛は早く来たりします。
ただ、筋肉痛を早く来させるためにトレーニングしているのではなく、しっかり筋肉を追い込んで限界を超えて筋肉を強化していくんだということが目的なので、そこはお間違えなく!
まとめ
今回は何故筋肉痛が2,3日後に遅れてやってくるのかの原因や年を取ると筋肉痛が遅れると誤解されやすい理由などをまとめてきました。
筋肉痛が遅れてくることは別に悪いことではありません!
年齢のせいでもありません!
ちょっとだけトレーニングの強度が足りなかっただけ!
次はこれ以上のトレーニングができるんだ!と前向きにとらえてやっていきましょう!
「年だな。」なんて冷やかしにも負けずにやっていきましょうー!!
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