トレーニングベルトを使って実際に感じている効果をまとめてみたいと思います。
あくまでも私が感じている効果なので、一般的に言われていることとちょっと違っていたり、体のコンディションによって人それぞれ感じ方は違うと思うのですが、これからトレーニングベルトを使ってみようかなと思っている人の参考になれば幸いです。
トレーニングベルトを使うとこんな感じに!
私がトレーニングベルトを使うときは、主にスクワットやデッドリフトなど、パワーラックを使った種目をやるときです。
マシンを使ったトレーニングを行うときでもベルトを着けたまましている方もよく見かけるのですが、私 はマシンの時は外します。あまり長い間お腹を圧迫されるとしんどいので^^;
で、スクワットやデッドリフトをしている時にトレーニングベルトをつけて感じることは以下の点になります。
- 腰痛が怖くない!
- 体幹が安定する!
- 力が出る!
一つずつ解説していきますね。
腰痛が怖くないから思いっきりトレーニングができる!
トレーニングを始めてからだいぶましになりましたが、私基本腰痛持ちなんですよ。
デスクワークってのもあるんですけど、昔やってたダンスで腰と膝を痛めてしまって、それから何をやるにしても腰や膝をカバーしながら行うことを常に考えないといけなくて。
デッドリフトやスクワットも 初めてトレーナーに教わった時は正直腰やばいいんじゃないかなって、できないんじゃないかなって思ってました。
そのトレーナーにはトレーニングを始める前から自分が腰痛持ちだっていうことをしっかり伝えていたので初めてデッドリフトをやるときからトレーニングベルト借りて行うことができました。
日常生活でも重いダンボールを持ち上げたりする時には、ぎっくり腰になるんじゃないかなっていう恐怖がずっと付きまとっていたんで、20 kg を30 kg もあるバーベルを持ち上げるなんてことは不可能なんじゃないかって思ってたんですよね。
そのトレーナーにはちゃんと正しいフォームを教えてもらったってのも良かったと思うんですが、初めからトレーニングベルトを使わせて頂けたのは本当に良かったと思っています。
具体的に感じたことといえば、バーベルを持ち上げる瞬間にグッとお腹に力が入ると思うんですけど、その中に入った力が腰回りにまで加わってくるので、 腰がしっかり支えられるんです。
腰が反ったり変な方向から力が入らないようになるので、正しいフォームでやることができれば本当に腰の負担を最小限にやることができます。
体幹が安定するからグラグラしない!
上の項目でも書いていますが、ぐっとお腹に力を入れた時に腰回りまでガシッと支えられて安定するのを感じるので、 体のぐらつきがすごく抑えられています。
それに腰が痛くなるのって、ある程度の腰への負担と共に、別の方向からの負担も加わってくるからというのが大きいと思うんですよ。
別の方向って言っても、真横からとかそのまで極端な話じゃなくて、ちょっと角度がずれるとかその程度のことでも腰って『ピキッ』てなるんですよね。。。
これが本当に怖い。
ベルトを巻くことでこの恐怖から解放されるし、体が安定してしっかりと重量と向き合うことができるのでもう絶対に手放せないアイテムだと思います。
腹圧のパワーを倍増しているかのように力が出る!
なぜトレーニングベルトを巻いて高重量のトレーニングをする時に爆発的なパワーを出せるのかというのは、 たぶん構造的な理由がちゃんとあるんだと思うんですけど、私はそこまで勉強できていません。すみません。
ただ実感として感じているのは、バーベルを持って踏ん張った時にお腹に力が入る、いわゆる腹圧がかかる状態になるのは感じていて、その腹圧が体幹をがっちりサポートしているというのもすごく実感しています。
そしてそのおかげで重いものを持ち上げたり担いだりしても、体を安定させて踏ん張ることができるし 、重さの方向をしっかりと自分でコントロールできる状態になるからこそ、ベルトを巻いていない時よりも力が出せて重いものを持ち上げられるようになるんだと思います。
実際にベルトを忘れた時にデッドリフトなどをやろうとしても、腰から力が抜けていっちゃう感覚がすごくあって、20kgのウォームアップの時は全然いいんですけど、25 kg 30 kg と重りを増やしていったらまず腰がヤバくなるだろうなと思って、その日はデッドリフトやりませんでした。
この三つの効果ですが、どれか一つでもなくなってしまったらめっちゃ怖くてパワーラックでトレーニングできなくなると思います^^;
それくらい私にとってはトレーニングベルトはなくてはならないアイテムですね。
トレーニングベルト巻く位置はどこ?
トレーニングベルトは、基本的には腰に巻くベルトです。
が、一口に腰といっても人それぞれ高さや幅が違ったりすると思うんです。
しかも巻く位置がちょっと違うだけでなんかパワーが出にくかったり腰がぐらついたりすることがあります。
なので自分が一番パワーが出る、そして腰が安定する巻き方っていうのを見つけて使って行くのが一番いいと思います。
トレーニングベルトの巻き位置
私はシークのトレーニングベルトを使っているのですが、どのトレーニングベルトでも巻き位置には大した差はないと思います。
私の場合は、ベルトの下の辺が骨盤の一番上の骨に当たるところで巻くようにしています。
骨盤の骨の上に被さらないように、上に乗せるイメージです。
私の場合ちょっと腰が高いので、すごく上目に巻いてるように見えてしまうんですが、これが↑骨盤のすぐ上に巻いている状態になります。
ちょっとでもベルトが骨盤に被さってしまうと、スクワットやデッドリフトでしゃがんだ時にベルトがずれてきてしまうので、ベルトの下の辺を骨盤の上の骨に沿わせるようにするというのがポイントです。
トレーニングベルトの巻き方
私の場合は腹圧の力を借りて腰回りをしっかりサポートできるようにしたいので 、出来る限りキツく締めるようにしています。
そうすることでリラックスした状態でもある程度お腹に力が入り骨盤や腰回りもしっかりと安定していることを感じることができます。
正直めっちゃしんどいので、スクワットやデッドリフトをする時はセット間のインターバルでベルトをいちいち外します。
セット間のインターバルで外す人ってあんまりいないかなって思うんですけど、めっちゃお腹苦しくなるんで外すようにしてます。だからマジックテープのトレーニングベルトを使っているんですね^^
お腹が苦しくなるくらい腹圧をかけることができているので、ベルトをした状態でのトレーニングで腰がヤバイかも!と感じたことは今のところありませんね。
腰を痛めてしまうとどんなトレーニングをするにしても色々と厄介になってきてしまうので、私としてはトレーニングベルトをしっかりと活用しながら腰をサポートしつつ効果的にトレーニングを行っていくってのを続けていきたいと思います!
まとめ
今回は私が感じるトレーニングベルトの効果と私が実際に使っている巻き方を紹介しました。
- 腰痛が怖くないから思いっきりトレーニングができる!
- 体幹が安定するからグラグラしない!
- 腹圧のパワーを倍増しているかのように力が出る!
この3つ、どれが欠けても困ります…!
トレーニングベルトを巻く位置としては骨盤のすぐ上、骨盤の骨に沿わせるようにトレーニングベルトの下の辺をつけて巻いています。
お腹をへこませてできる限りきつく巻くことで腹圧を最大限に利用したトレーニングができるようになると思います!
コメント