プロテインは太る…
この誤解は情報が満ち溢れている今の時代になっても根強く残るプロテインについての大きな誤解の1つです!
プロテインはただのたんぱく質。
たんぱく質は、私たちがとるべき三大栄養素「脂質・炭水化物(糖質)・たんぱく質」の中で1番太りにくい栄養と言えます。
それは、1gあたりのカロリーを見比べてみても一目瞭然!
- 脂質 1gあたり9kcal
- 炭水化物(糖質) 1gあたり4kcal
- たんぱく質 1gあたり4kcal
脂質よりはるかに低いんですよね。
炭水化物と同じkcalですが、炭水化物は一回に摂取する量が多くなりがちなので、kcalが増えます。
では、そんなあなたに、プロテインを取ることで太ってしまう理由と、痩せるためのプロテインの飲み方についてまとめていきますね!
女性にありがちな声「プロテインって筋トレしてないと太るんでしょ?」
よく筋トレなどの運動をしていない女性からこんなことを聞かれることがあります。
最近女性用と詠われるプロテインも各メーカーからゾクゾクと発売されてきているなかで、飲みたいけど太るかもと気にしている女性が多いみたいですね。
結論から言いますと、「筋トレしてないから太るのではない!」ということです。
プロテインはただのたんぱく質の粉であって、痩せ薬でも筋肉増強剤でもありません。
1gあたり4kcalある、ただのたんぱく質の栄養補助食品・サプリメントなんです。
だから、筋トレをしていれば効果的に筋肉をサポートしてくれます。
それは間違いないですが、筋トレをしていなくても、たんぱく質が不足している体には効果的です!
自分が1日でとるべきたんぱく質の量を計算してみて、足りていない分を補ってあげることで、筋肉を成長させるサポートをしてくれます!
1日のたんぱく質の摂取量の目安はこちら。
- 筋トレしていない人:自分の体重1㎏あたり、1g~1.5gくらい
- 筋トレしている人:自分の体重1㎏あたり、1.5g~2gくらい
プロテインを飲むと太る理由はカロリーオーバー!
プロテインを飲んだら太るというのは、飲み方に問題があるからなんです。
プロテインはたんぱく質豊富な分、規定量を1杯作ると100kcal以上カロリーがある場合がほとんどです。
ソイプロテインなんかは、多少カロリーが抑えられていますが、それでも90kcalくらいはあります。
自分の体で1日に代謝できるカロリーを基礎代謝量というのは聞いたことがあると思います。
自分の基礎代謝量いっぱいのカロリーを朝・昼・晩の食事で摂取していれば、それに加えてプロテインを飲むことでカロリーがオーバーしてしまいますよね。
カロリーがオーバーしてしまえば、代謝が間に合わなくなり、脂肪が増えてしまいます。
その結果、プロテインは太るといった誤解を生んでいるんです…!
実はたんぱく質は過剰に摂取した場合、不要分はおしっことして体の外に排出されます。
しかし摂取したカロリーは排出されません!
カロリーオーバーした分の脂質や糖質は脂肪として体にため込みます。
つまり、太るんです…!
カロリーを管理していればプロテインはしっかりダイエットをサポートしてくれる!
プロテインで太る理由がカロリーオーバーだとわかったら、今度は食事の食べ方、取り方を見直す必要があります。
巷で言われている、飲むだけで痩せる!とか運動・食事制限なしで痩せる!みたいなやつは、大体が過剰広告です。
痩せてる人は、何らかの努力は必ずしています。
食事のバランスを考えたり、運動や食事の取り方を工夫したりしています。
プロテインはその内の一つなんです。
自分の基礎代謝の計算の仕方はここでは詳しく説明するのは長くなるので控えておきますが、
(自分の年齢や体重を入れると自動で計算してくれるサイトもあるので探してみてくださいね^^)
基本的に食事で摂取するカロリーが自分の基礎代謝量を上回らなければ、体は脂肪を燃焼して痩せます。
なのでまずは、たんぱく質中心の食生活に切り替え、脂質を極力取らないように心がけて見てください。
初めは少しずつでもいいと思います。
唐揚げだったものを焼き鳥に変えるとか、コロッケだったものをポテトサラダに変えるとか。
脂質の高い食べ物はおいしいですが、やっぱりカロリーは超高いです…!
なのでそこを少し意識するだけで、何も考えずに食事していた時比べると摂取カロリーは抑えられると思います。
例えばコロッケ1つ食べるのをやめると、100gにつき約160kcalありますから、約-160kcalです。
そこにプロテイン(約100kcal)を追加しても、約-60kcalです。
こんな感じで、少しずつでいいので余分なカロリーをカットしていくと無理なく食事を変えていくことが出来ます。
食事制限と言っても、好きなものを全部カットすることはないんです。
自分の基礎代謝量を越えない範囲で、さらにタンパク質中心の食生活になるように管理すればいいんですよ^^
食事制限というよりは、食事管理という考え方の方があっていると思います。
自分が食べるものを少しずつ管理していけるようになればいいですよね^^
まとめ
今回はプロテインは太るという誤解を解くべく、プロテインで太ると思ってしまう原因と、どうすれば痩せるのかについてまとめました。
プロテインはただのたんぱく質。
痩せ薬でも筋肉増強剤でもないということはしっかり覚えておいてください^^
また、自分の基礎代謝量にあわせて食事をコントロールする事、それにプロテインを組み合わせることで、痩せるからだ作りをサポートしてくれるということも覚えておいてくださいね。
筋肉を成長させて基礎代謝をどんどんあげて、痩せやすいからだ作りを目指していきましょうー!
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